読書感想文:『董白伝』1巻【書評・ラノベ】

2023年1月23日

『董白伝』1巻はどんなラノベ?

ガガガ文庫公式サイトより引用
あらすじ

商社をクビになった三国志オタク・城川ささね。転生したら、董卓の孫娘・董白だった。商社マンの経験と、三国志の知識で、群雄割拠の乱世を生き残れ。

鮪田スコア

81点 ★★★★★★★★☆☆

『董白伝』1巻を読んでみた!(※ネタばれあり)

『董白伝』の何がすごいって、コンセプトを1行で説明できることです。

「転生したら、董卓の孫娘だった」

このシンプルなコンセプトは、どこが素晴らしいのでしょう?
3つのポイントをピックアップしてみました!

1、あの残虐な董卓が身内

三国志では、残虐横暴酒池肉林暴君で知られる董卓

敵にするのはやだけど、身内なら頼もしい。

董卓(真・三國無双8)
『真・三國無双』公式サイトより引用

いや、安心感皆無なんで「頼もしい」というのはちょっと違うのかな…。
もし自分が、数少ない「董卓の寵愛を受ける対象」だとしたら、それはそれで快感だろうなというか。説明しづらいな。。。

例えばですね。
私は、歩きたばこに遭遇するとイラッとしちゃう人なんです。

で、ふだんは、プリプリしながらも通り過ぎて終了なんですが、もし自分が董卓の孫娘だったら、話は変わります。

「おじいちゃんあのヤニカスころしてほしいの。なるべくくるしむかんじで…だめ?」ってウルウル上目遣いでおねがいすると思うんです。(←)
おじいちゃん、孫娘の可愛いおねがいにホクホクして、ちくちくしたりちょん切ったりしてくれると思うんです。(←)

そういう、なんか人間の嗜虐的なダメさを刺激してくる立場なんですよね、董卓の身内って。
伝わります……?

2、董卓の時代は、メジャーな武将たちがまだ無名

董卓は、三国志演義の最序盤キャラです。
むしろ、絶対的な暴君・董卓が死んじゃうことによって、群雄割拠の三国時代が来るのです。

董白ちゃんが転生してきたのは、董卓がまだ生きている時代です。
だから、あの馬超も、関羽も、まだ無名なんですよね。

関羽(真・三國無双8)
『真・三國無双』公式サイトより引用

でも、中身が転生した三国志オタクな董白ちゃんだけは、馬超や関羽のポテンシャルを知ってる。
幼女・董白ちゃんの周りに、メジャーな英傑が集まっていくのは痛快です!

3、幼女かわいい董白たんペロペロ

はいかわいい。

中身はおっさんなのに、急に幼女にされちゃって、動揺して股間をいじくりまわしちゃう董白たんかわいい。
ばんざーいして貂蝉服を脱ぎ脱ぎされる董白たんかあいい。
かあああいいいー☆ペロペロペロペロ……とうはくたんかあいいね~オウフ

私からは以上です。