読書感想文:『才女のお世話』2巻【書評・ラノベ】

『才女のお世話』2巻はどんなラノベ?

HJ文庫公式サイトより引用
あらすじ

最近、雛子ちゃんの様子がおかしい。原因がわからず、お世話係としてさらなるレベルアップが必要と感じた伊月くんは、雛子ちゃんのライバルお嬢様・天王寺さんに、勉強とマナーの教えを請うことにした。そんな折、天王寺さんに縁談の話が持ち上がる。

鮪田スコア

87点 ★★★★★★★★☆☆

↓1巻の感想はこちら

『才女のお世話』2巻を読んでみた!(※ネタばれあり)

今回記事では、作中のセリフを抜粋している箇所があるので、とくにネタばれにご注意を。すでに読んだ人向けの記事です。

まるごと天王寺さん巻

「天王寺さん嫌い! ですわ口調も縦ロールも無理!」
っていう人でなければ、『才女のお世話』2巻は最高です。

じっさいのところ、天王寺さんを嫌いな人なんていないので、誰にとっても2巻は最高ということになります。はい、論破。

みんな大好き、天王寺さん。
天王寺ルート実現のためなら手段を選ばない「天王寺さん過激派」の存在すら噂されてるとかされてないとか。(されてない)

そんな天王寺さんを1冊まるごと堪能できることから、シリーズ最高傑作との呼び声も高い『才女のお世話』2巻。(個人の感想です)

今回はその中から、「天王寺さん過激派」が選ぶ名セリフ・ベスト3を発表します。(唐突)

2巻の名セリフ 第3位

第3位は、天王寺さんが、伊月くんに語ったマナー論。

「状況や環境に慣れると誰だって自然に落ち着いてしまいますわ。……ですがその落ち着きは、あくまで状況に慣れただけであり、決してマナーを身に付けたことで得たものではありません」
[kindle 22%]

ハウツーとしても「なるほど!」と唸る論理であるだけでなく、セリフから「高いレベルで自分に厳しい天王寺さん」が垣間見えて、そのことを心地よく感じる名セリフです!

2巻の名セリフ 第2位

第2位は、天王寺さんのセリフじゃないです。
天王寺さんがいないところで、伊月くんが天王寺ママに言ったセリフ。

「はい。天王寺さんは、いつも堂々としていて、どんなことにも真っ直ぐで……きっと、毎日楽しく過ごしているかと思います」
[kindle 33%]

このセリフの何が素敵って、このとき伊月くんが頭に思い描いていたであろう、凛とした天王寺さんの姿が、このセリフを通して見えることです!
それを天王寺ママに憑依して聞いたかのような、誇らしいような気持ちで胸がいっぱいになって。
気付いたら、鼻の奥がツンとして、涙腺がブワッとなっちゃったんですよ……。
伊月くんよく言った…! 握手しよう!ウウッ

2巻の名セリフ 第1位

そして、第1位です。

「ふふっ」
[kindle 54%]

最高かよ……。

これ、3回言うんですよ。。。

いやこれもう……
……あー、素敵だなー天王寺さん……

まとめ

以上、「天王寺さん過激派」が選ぶ、2巻の名セリフでした。

天王寺さんの金髪縦ロールは、『ガラスの仮面』の姫川亜弓や、『れでぃ×ばと!』のセルニアといった、誰もが愛して止まない「努力型ライバルお嬢様」の系譜を示す直喩です。

その縦ロールが示す覚悟を裏切らない、天王寺さんの現代的で爽やかなライバルお嬢様像が躍動した、『才女のお世話』2巻でした!

作中の「打倒、此花雛子!!」には、ルート的な示唆も含まれてるという過激派の解釈もあるとかないとか……。(含まれてない)


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