読書感想文:『わたし、二番目の彼女でいいから』5巻【書評・ラノベ】
『わたし、二番目の彼女でいいから』5巻はどんなラノベ?
電撃文庫公式サイトより引用
あれから二年。大学生になった桐島くんは、京都の大学で枯れた日常を過ごし、気のいい仲間との友情を育む。二人の女の子と出会うが、もう二度と恋をしてはいけない。

98点 ★★★★★★★★★☆
↓1巻の感想はこちら
『わたし、二番目の彼女でいいから』5巻を読んでみた!(※ネタばれあり)

ドラゴンボールの14巻で、チビだった悟空が急に大人っぽくなるじゃないですか。
ああいう、「あれから数年……」で、状況がガラッと変わってる展開に弱い私です。
ベルセルクの蝕かな?ってくらい全部めちゃくちゃになった『わたし、二番目の彼女でいいから』4巻のラストから2年!
大学生になった桐島くんは、着流し・高下駄で、男だらけの貧乏アパート暮らしに。え、昭和?

この、桐島くんたちの貧乏な青春が描写される前半のワクワク感は尋常じゃないです!
釣った魚を焼いて食費を節約し、
気のいい仲間たちと酒を飲み、
新ヒロイン、宮前さんと遠野さんの悩みに親身になり、
いけすかない奴には遠野パンチ。
すべてのエピソードにワクワク!
でも、このワクワクはただのワクワクじゃないんです。
読者の無意識下に
「どうせこのあととんでもなくえっちなことになる!」
っていう緊張感が潜んでいてこそのワクワクなのです!

まとめ
発売日の0時にkindleで買って、秒で読み終わりました。
前半はワクワク、後半はジェットコースターです。
5巻の全ページが面白かったです。
楽しみにしてたラノベが想像を超えて面白いという幸福。
電撃文庫さんの発売前の宣伝も良かったから、待ってる時間も楽しかったんですよね。
早坂さんと橘さんじゃない、見たことない2人の美少女が早々に公開されたじゃないですか。
「4巻の後にいったい何があったの!?」っていう疑問。
「この2人はどんなえっちな目に遭うの!?」っていう疑問。
この、頭の中が「????」でいっぱいになる心地よさは格別で。
そこから生まれた「5巻を読まずに死ねない」って感情は、いつ以来かな?
スターウォーズ:エピソード7?