「タクトを持つな、〇〇を持て!」:『楽園ノイズ』の名言ランキング25選【ラノベ】

2023年3月1日

『楽園ノイズ』は、名言の宝庫

電撃文庫公式サイトより引用
あらすじ

再生数を稼ぐために、女装での演奏動画をネットに上げた村瀬真琴くん。再生数はぐんとアップしたが、音楽教師の華園先生にバレてしまい、秘密を守る代わりにこき使われる羽目になった。

『楽園ノイズ』は、2020年に1巻が発売され、
2023年2月現在、5巻まで刊行されています。

① 熱い演奏シーン!

② キュンキュンするラブコメ!

③ 女装主人公!

――と3拍子揃った『楽園ノイズ』ですが
もうひとつ忘れちゃいけない4拍子目がこれです。

④ 名言の宝庫!

作者・杉井光先生(代表作『神様のメモ帳』など)による、全編に詰め込まれた独特の言葉の魔法は、読者の心に沁みこんできます。
読むと、創作意欲が湧いてくるラノベです!

この記事では、『楽園ノイズ』1~5巻から、25個の名言をピックアップしました。

ランキング形式で紹介していきます。

※以下には、作中のセリフを多く抜粋して記載しています。ネタばれにご注意ください。すでに読んだ人向けの記事です。

『楽園ノイズ』1~5巻の、名言ランキング25選

25位~21位

25

存在をなにより強く感じさせるのは不在

村瀬真琴(3巻 90%)

24

二月十四日に二人でコンサート聴きにいくような男女はそもそもくっつくにきまってる

冴島凛子(4巻 40%)

23

音楽をやめた人というのは、ただやらなくなっただけだよ。夢は関係ない

キョウコ・カシミア(4巻 22%)

22

問題児、か。便利な言葉だ。袋詰めにしてラベルを貼って収集車でどこか知らない場所まで持って行って処理してもらうための言葉

村瀬真琴(1巻 60%)

21

知識として理解したからといって、ソフトウェアのアップデートみたいに以前までの価値観がいきなり完全に書き換わるわけでもない

村瀬真琴(2巻 59%)

20位~16位

20

全身の血が一瞬でシャンパンに変わってしまったみたいだ

村瀬真琴(1巻 93%)

第19

音響がなんだ! 聴きたがる客が万単位でいるっていうのが大事なんだよ

真琴の父親(4巻 13%)

第18

演奏に対してびびるやつはプレイヤー失格だ。でもプロデュースに対しては怖がらない方がプロデューサー失格だよ

キョウコ・カシミア(4巻 21%)

第17

母は言いました。高く買い、高く売りなさい、と。安く売る者には安い客しか集まらない――と

百合坂詩月(1巻 69%)

第16

ある程度の重みはちゃんと自分の足で前に進むためには必要なのかもしれない。重力が弱い月面だとろくに歩けないっていうし

村瀬真琴(5巻 71%)

15位~11位

第15

焼き上げたパイをざくざくとフォークで刻んでいくときにも似た、生命のあたたかい根源に響く快感

村瀬真琴(4巻 88%)

第14

日本歌謡ばっかり聴いてて日本歌謡は歌えないよ

志賀崎京平(4巻 45%)

第13

たぶん僕らがいま夢中になっている音楽も、五十年、百年先には同じことをされる。わがままな子供たちが千分の一だか一万分の一だか気に入った部分だけを毟り取って、食い荒らして、呑み込んで、次の時代に持っていくんだ

村瀬真琴(3巻 33%)

第12

何百万人もの心に音楽を届けるなんて、やったこともないし、だれにもできない。たったひとりでいいんだよ

キョウコ・カシミア(2巻 81%)

第11

ほとんどの時間を、楽譜の向こう側にいる寡黙な死者と向かい合って、ひとり

村瀬真琴(4巻 87%)

10位~6位

第10

なんてことのない小さく絡まり合った糸くずだと思ってちぎりとってみたら、それは実は大切な結び目で、なにもかもばらばらになってしまった。そんな気持ちだった

村瀬真琴(1巻 87%)

第9

十代の少年少女に恋をするなだなんて、太陽に輝くのをやめろと言うのと同じくらい無理な話

キョウコ・カシミア(2巻 68%)

第8

後先考えられる分別のあるやつは、ロックバンドなんてやらない

村瀬真琴(2巻 74%)

第7

状況がどうだろうが、プレイで衝撃を受けたってのは事実じゃないですか。音楽なんて自分の感情抜きで冷静に聴くようなものじゃないですよね

村瀬真琴(2巻 80%)

第6

タクトを持つな、自信を持て!

小森友恵(4巻 79%)

5位~1位

第5

俺のこの問題を、時間なんかに解決させねえよ

窪井拓斗(3巻 52%)

第4

聴いた人がみんなそれっぽいって思ったらもうそれは本物なんじゃないの?

宮藤朱音(2巻 63%)

第3

そのつまらない意地が根を張っている同じ場所、心の深く暗い底から、あのグルーヴも歌声も生まれてくるのだ

村瀬真琴(3巻 27%)

第2

雑音なんて音はなかったんだね

冴島凛子(1巻 22%)

第1

夢の内側にいる人間にとっては、夢の方が現実

村瀬真琴(4巻 32%)

まとめ

以上、『楽園ノイズ』1~5巻から、名言を25個を紹介しました。

じつは、各セリフごとに解説を書いてたんですけど、途中で消しちゃいました。
せっかくの素敵な言葉たちなのに、私が下手くそな解説を入れるほどに陳腐になる気がしたので。あぶね~。。。

代わりに、何巻のどこらへんにあるセリフなのか kindle の%を書き足しておきました。

『楽園ノイズ』を楽しむのに役立ったら嬉しいです。


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